2023年7月

リー・ジェイド|"イット・ブルー・ミー・アウェイ"

リー・ジェイドは画家、作曲家、共感覚者。彼女は音と色彩を組み合わせた絵画を描く。色彩の中に音楽の流れ、ムード、リズムを見るのだ。

作品の基本原理は、アクリル絵の具を何層にも重ねることで、音楽の印象が連続する。

音符に耳を傾けながら、絵を描く過程で常に新しい色彩のビジョンが浮かび上がり、時間的な流れの中で初めて完成された絵になる。

リー・ジェイドはこれまで、ジャズ、クラシック、エレクトロなど様々な音楽スタイルをキャンバスに転写し、音楽進行の多様性を探求してきた。また、数年前から自作の音楽作品を描いている。